「電気部一般」「運輸部一般」では、各種電気用品や、旧ダイヤ・記念乗車券の類、乗務員の七つ道具などが紹介されていました。
「鉄道模型と操作体験運転会」のコーナーは、模型のレイアウトが展開されており、子どもさんが順番に並んで、模型の運転を楽しそうに行っていました。また、「モハ39形模型展示」では、新京成の創業時を支えた、モハ39形41の模型が展示されていました。大きさが1メートル弱あり、かなりよくできたものでした。
「台車見学」では、すでに廃車された、モーター車800形807の台車を見ることができました。展示場所が工場であるため、ヘルメットを借りて台車を下から見ることもできました。台車の要所要所に、緑色のマジックで部品の名称が記入してあったので、わかりやすかったです。また、「車体トラバーサ試乗体験」で、車体を横に平行移動させるときに使う、トラバーサにも乗れたようです。
「車輪転削盤」においては、800形864の車輪の転削を、時間を決めてやっていました。実際の車両の車輪を削っていたので、迫力がありました。
「新京成駅舎スケッチ画展示」では、各駅のスケッチ画が展示されていました。
「8900形車両展示と記念撮影」
の場所は、8900形(8911〜8918)の車内が休憩場所になっていて、普段と違った車窓を楽しむことができました。当然、先頭車の記念撮影をすることもできました。ただ、昨年使用されたヘッドマークはつけられていませんでした。
また、「牽引車・綱引き会場」では、普段工場で車両の入れ換えなどを行う、牽引車と綱引きができるようになっていて、親子で楽しむ姿が多く見うけられました。ほかにも、かつて、京成から譲渡され、新京成で活躍した、100形の台車、ST17Aが「保存台車」として展示されていました。
今回からは、「モハ807号運転台と運転体験」
が新しく設置されました。これは、廃車された800形の先頭車、807の運転台部分を切断して、さらにモーターを接続して、運転体験をしてもらおうというものでした。このコーナーはいつまでも、子どもさんの列が絶えることがありませんでした。
「工務部一般」のコーナーでは、主にレールの移り変りについて、展示が行われていました。「電車の戸閉装置」では、実物大の扉部分が設置されており、車掌になった気分で、戸閉、再開閉を体験することができました。